腰痛センター

はじめに
腰痛は仕方ないと諦めていませんか。
腰痛センターでは、日本に1台しかないターグメッド3Dという筋力測定器を使用して腹筋や背筋の筋力を測定したり、スパイナルマウスという脊椎1つ1つの動きを詳細に調べる機器を用いて柔軟性を測定したり、その他に担当のリハビリテーションスタッフが腰痛の原因について検査をおこないます。これらの結果から、それぞれの患者様の状態に合ったオーダーメイドリハビリテーションを提供すると共に、根拠に基づいた評価により再発を予防していきます。
具体的には、腹筋や背筋その他の筋肉の筋力強化、関節可動域練習、姿勢や動作パターンの修正と指導、痛みの原因となる筋肉のリラクゼーションをおこなう理学療法や作業療法と自律神経の調整をおこなう鍼灸治療、フィットネスエリアにて肥満に対する運動指導や栄養指導をおこないます。
腰痛の原因について
・筋力の低下
50歳を過ぎると腹筋と背筋の筋力は若いときの約半分にまで低下するという報告があります。腹筋や背筋の筋力が低下すると上下の腰の骨と骨の間にある椎間板や左右の椎間関節に負担がかかり、椎間板ヘルニアや椎間関節炎などにより腰痛が出現します。また、筋力が弱い状態で無理をすると、筋肉自体の損傷が起こり、筋筋膜性腰痛が出現します。
・柔軟性の低下
腰椎にある左右の椎間関節の動きや股関節の可動域が悪いことで、他の部位が過度に動くため、動き過ぎる部位に負担が集中して腰痛を引き起こします。
・不良姿勢や負担のかかる動作パターン
膝を伸ばしたまま腰を曲げて床から重いものを持ち上げたり、仕事で椅子に長時間座ることで同じ姿勢で作業を繰り返したりすることで、よく使う筋肉やよく動く関節などに負担が集中してしまい、腰痛が出現します。
筋力と柔軟性を測定する方法について
・ターグメッド3D(筋力測定器)
筋力の測定については、今までは徒手筋力検査法という0から5で評価する簡単な方法でしか測定できませんでした。しかし、当院では日本に1台しかないターグメッド3Dという筋力測定器を用いて筋力を客観的に数値化することで、より詳細に筋力評価が可能となりました。これは、身体を曲げる(屈曲)筋力と反る(伸展)筋力だけでなく、横に曲げる(側屈)筋力やひねる(回旋)筋力などを測定することができます。この測定した数値を指標として筋力トレーニングの効果を明確にすることができます。

筋力測定器 Tergumed3D


柔軟性測定機器 Spinal Mouse
・スパイナルマウス(柔軟性の測定機器)
柔軟性の測定については、立っている姿勢と、前屈、後屈した姿勢での測定をおこない胸椎12個、腰椎5個、仙骨という脊椎の骨1つ1つがどのように動いているかを測定できます。この機器で測定した結果を解析することで、動き過ぎて負担のかかっている部分や動かなくなっている部位をみつけることができます。
この2つの機器は、リハビリテーション担当者が患者様の痛みの状態などを確認して測定するので、痛みが強い方や、痛みが出現してすぐの急性期の方は測定できないこともあります。
その他に、体の柔軟性や関節可動域、体幹や股関節周囲の筋力を測定して、腰痛の原因についてさらに詳細に検査をおこないます。

@電話やE-mailによる腰痛の相談
腰痛でお悩みの方は、まず下記の連絡先に腰痛についてご相談ください。その際に、痛みの状態、しびれの有無、受診歴、治療歴などをお伺いいたします。また、当院腰痛センターでの治療を希望される場合は、腰痛の状態を確認するために、当院に来院していただきます。
A腰痛の状態の確認(無料)
電話もしくはE-mailにて予約を受付けた後に、無料で腰痛の状態を理学療法士 が評価いたします。その結果、診察が必要な場合は整形外科を受診していただきます。
運動指導により改善が見込まれる場合や、運動を継続するためにフィットネスルームでの運動指導(別途料金)をおこない腰痛の改善や再発予防をおこないます。
B整形外科(脊椎外来)の受診
当院整形外科にて、脊椎専門の医師が診察をおこないます(保険診療)。必要によりMRIやレントゲン撮影をおこないます。その結果、手術が必要かリハビリテーションやその他の保存療法をおこなうかの治療方針の説明をいたします。
C手術
手術が必要な場合、当院脊椎センターにて手術をおこないます。入院中は理学療法士により、手術前の状態の確認や手術後の動作指導、手術後のリラクゼーションや筋力強化、動作練習などをおこないます。
D外来リハビリテーション
医師からのリハビリテーション指示依頼を受けて、理学療法や作業療法、鍼灸治療をおこないます。その際、筋力測定器や柔軟性の測定機器を使用して、より客観的に腰痛を評価して、それぞれの患者様の状態に合ったオーダーメイドリハビリテーションを実施いたします。
Eフィットネスルームでの運動
フィットネスルームでおこなっている体力測定により全身の状態を評価したり、筋力測定器や柔軟性の測定機器を使用して客観的なデータを測定して、運動メニューを作成いたします。その運動を継続することにより腰痛の改善をおこないます。
フィットネスルームでの運動をおこなうためには、当院併設の運動施設に入会していただくか別途料金にて利用していただきます。また、パーソナルトレーナーによる個別指導も実施いたします。
腰痛でお困りの方は、お気軽にご連絡ください。
連絡先
TEL : 072-443-0081(代表)
E-mail : i_yasuda@eishinkaihsp.or.jp
担当者 リハビリテーション科 安田
フィットネス科 青木、多田
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